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使用上の注意

Wev TECH-Rをご使用になる時は以下の点について

必ずご理解いただいてからお使い下さい。

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冬季など気温が下がる時に

白濁沈殿することがあります。

15℃±2℃以下が状態変化する基準温度です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは成分が100%天然であるために起こる

自然現象です。

逆にこの現象が起こらない製品であれば

天然成分100%ではない可能性が高いです。  

なお、白濁沈殿が生じている場合は、

内容成分にも分離が生じていますので、

そのまま使うと本来の作用効果が発揮できません。

その場合は、暖房やウォーマー等を使って、

液温が35℃程度になるよう加温するか

急ぎの場合はお湯で希釈すると元に戻せます。

適温になると洗浄液全体が透明になります。

肉眼で白い沈殿がなくなったのをチェックしてから

よく攪拌してお使いください。

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本製品は溶剤ではないので

汚れを溶かし落とす訳ではありません。

汚れを浮かして剥がして

細かく分解するイメージです。

そのため、洗浄面に付着してから

汚れを浮き上がらせたり、分解したりして

細かくするのに一定の時間が必要になります。

洗浄液を吹き付けたり、浸け置いたりした場合に

すぐには汚れ落ちの反応が確認できないことが

ありますが、しばらく待ち時間(インターバル)

を置くと一気に汚れが落ちてくることがあります。

汚れが落ちにくいと感じたときは、

長めにインターバル時間を取ってみてください。

大きく結果が改善されることがあります。

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対象に洗浄液を付着させたとき、

対象が特定の金属の場合、

種類や表面処理の有無等によって

望まない反応を起こすことがあります。

主に酸化被膜を生じて、

黒化や錆発生を起こすことがあり、

その結果、美観を損ねる可能性があります。

無垢の金属部や銅製品などを洗浄する際は

洗う前に目立たない箇所で確認してから

お使いください。

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洗浄液の濃度によって泡が目立つ時があります。

濃度を下げることで泡立ちにくくできますが、

濃度が下がると汚れ落としの効果も低減します。

ある程度希釈しても汚れ落ちが変わらない場合

には、可能な範囲で濃度を下げることで

汚れ落ちと泡立ちの低減を両立することが

できることがあるので試してみてください。

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汚れ落ちを重視して濃度が高い洗浄液を使った

場合に洗浄面に液が残ったまま乾燥すると

そこに白残りを生じることがあります。

これは洗浄液の成分である天然ミネラル分が

残留して析出しているだけなので、

害はありません。

水道水などで水洗いするか、

湿らせたウエス等で拭き上げることで

白残りは簡単に除去することができます。

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本洗浄液は親水性がとても高いため、

簡易的な防水処理品(生活防水)程度では、

洗浄する際に油脂分解成分が防水箇所に入り込んで

内部の潤滑油等を分解してしまうことがあります。

ギヤボックスや腕時計のクオーツ部などを

漬置きしたり、高い水圧で吹付けすることは

避けるようにして下さい。

グリースの液化やユニット内部で錆を発生させ、

不具合を生じる危険性があります。

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洗浄液に対象物を漬置きした際に浸潤時間が長いと

洗浄面の保護層を通り越して金属面と反応したり、

洗浄液中に残留している微細な切削滓などの

金属粉や金属イオン類と反応して、

錆や黒化などの表面変化が発生しやすくなることが

あります。

洗浄液と対象物が長時間にわたって接触する場合は

持続的に洗浄面を確認いただいて、

想定外の作用反応が起きていないことを

随時チェックしながらご利用ください。

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洗浄液を動噴やスプレーで吹付けする際は

使用後に真水でノズル出口を丁寧に洗浄

するようにしてください。

洗浄が甘い場合にノズル出口に

ミネラル分が固着し、

詰まりを生じることがあります。

ノズル出口の詰まりによる機器損傷等は

高額な修理費用が必要になることもあります。

洗浄液の濃度を下げるなど詰まらないように

運用することに留意してください。

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生体への影響が限りなく低いことは

既に動物実験検証により確認済みです。

しかし、医薬品ではありませんので、

稀に金属(温泉含有物質を含む)などに対する

過敏症をお持ちの方に反応が出ることがあります。

洗浄液の使用中に発疹や皮膚の赤化、痒みなどが

生じた場合は流水で洗浄液を洗い流し、

医師の診断を受けてください。

また、アレルギーや過敏症の自覚症状がある方は

手袋等の保護具を使用されるようにしてください。

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高級車の塗装で雲母を使っている場合や

大理石製品、表面保護処理剤の塗布がある場合は

洗浄面の美観を損ねる反応が起きることが

あります。(塗装面の曇り等)

また、凹凸の多くある面(ザラザラした面)や

汚れが焼付いた状態になっている場合には

研磨でないと汚れを剥がせない場合もあります。

作業前に目立たない場所に洗浄液を付け、

汚れが浮くかどうか必ず洗浄面の状態を

チェックするようにしてください。

場合によっては、塗装面の発色が悪くなったり

洗浄面の色や保護膜が剥がれることもあります。

洗浄前に十分に検討した上でお使いください。

使用上の注意

使用上の注意を必ず守ってお使いください。記載にない用途でのご利用はできたとしても保証の範囲ではなくなります。天然原料100%であるが故に記載にない付随的な効果を生じることがありますが、メーカー、総代理店等が推奨する使用法ではありません。

希釈率の決め方

原液で試し、効果が持続する範囲で希釈率を設定する


【 Wev TECH-Rの希釈率の決め方 】

- 1st STEP -
必ず『原液』で
対象の汚れが確実に落とせることを
確認します。

待機時間や汚れが付着している面の形状
汚れの質等を確認しても
原液で落とせない場合、その汚れは

Wev TECH-Rでは対応できません。

コンクリート粗面に染み込んだ汚れ
焼付き汚れなどは、研磨が必要で
既に汚れではなくなっています。

- 2nd STEP -
『原液』で汚れが落ちることが
確認できたら真水で希釈し、
実用濃度を決めていきます。

いきなり10倍等に希釈するのではなく
2倍→3倍→5倍→7倍のように
少しずつ希釈倍率を上げながら
同じ汚れを落としていきます。

希釈倍率が上がるほど
待機時間が長くなるので
あまり待たなくても原液と同じ汚れ落ちだと
判断できる希釈倍率が
その対象汚れに適した希釈倍率です。

希釈倍率表の記載倍率は
あくまで目安です。
数値通りに希釈しても
あなたの望んだ汚れ落ちにはならないことが
あるので必ず本手順を実施しましょう。

- Final STEP -
洗浄した箇所の変化や美観損傷が
ないことを確かめます。

黒化や酸化被膜の発生が生じると困る箇所は
念入りに追加で水洗(リンス)を行います。

乾燥した際に洗浄箇所に
白残りが発生する場合は
洗浄液の濃度が高いと推測されるので
リンスして拭き上げるか
​固く絞ったウエス等で拭いてください。

なお、他の洗浄剤と同時利用すると
本剤が強アルカリ性質のため
酸化剤の場合は中和してしまい
正しい性能を発揮させないことがあります。
中性・アルカリ剤の場合も
洗浄剤中に含まれる塩素や劇物成分に
作用して、無害化してしまうため
相乗効果を期待することは難しいです。

可能な限り、Wev TECH-R単体での運用を
​お勧めします。

希釈率の決め方

希釈率は規定表がありますが、記載の数値はあくまで指標希釈率です。汚れの度合いによって希釈率は変化しますので、規定表を鵜呑みにせず必ず、対象の汚れに合わせて実施検証を行った上で決定してください。

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