top of page
検索
  • 執筆者の写真宇宙船地球号の技術士

洗剤・洗浄剤の性能の差はどこにあらわれるのか




現在、世の中に出回っている洗剤・洗浄剤は、実はどれも一定レベルの洗浄力は備えています。

洗浄力や用途について同じような内容を謳う製品が山のようにあるので、どんな差があるのかを考えずにCMなどの情報だけで選んでしまう方が多くみえます。


もちろん落としたい汚れに対して、汚れ落ちの得意・不得意というのは製品ごとにあります。

メーカーや販社が専用洗剤などと言って特徴やメリットを訴えますが、その効果が天と地ほどの差にはならないというのが本当のところです。


では、『差』 は一体どこに生じるのでしょうか。


このことは、汚れ落としの機能を発揮するメインの物質である「界面活性剤」がどう作られるのかを考えるとわかってきます。


現在流通している洗剤・洗浄剤のほとんどに「合成界面活性剤」という物質が入っています。

合成界面活性剤は、安価で製造でき、使い勝手がよい上に洗浄力を強くできる便利な物質です。

そして、この合成界面活性剤は、人工的に有機合成という方法で作られています。


この有機合成で合成界面活性剤を作る場合、大きな熱を加えて処理する必要があります。

当然ですが、熱処理を行う過程では膨大な二酸化炭素が発生します。

つまり、合成界面活性剤が含まれる製品は、二酸化炭素の排出なしでは製造が難しいのです。


そうであれば、天然の界面活性剤を使えばいいと思われるかもしれません。

もともと自然界に存在する物質で構成される界面活性剤なら二酸化炭素を排出することはありません。よく知られた天然界面活性剤にサポニン(大豆に含まれる)やカゼイン(牛乳に含まれる)などがありますが、残念ながらその洗浄力は合成界面活性剤には及ばないという欠点があります。


そのため、環境系洗剤・洗浄剤は、汚れがあまり落ちないが地球環境のために我慢して使うものだという誤った考え方が広がる原因ともなりました。


また、洗浄力を高めるためなら、基準値以下の濃度の危険物や毒物・劇物を配合してもよいという考え方や合成界面活性剤の洗浄力を阻害しない天然成分を配合して、あたかも天然成分が汚れ落としをしているように勘違いさせるような方法が横行し、安全や環境対策に対する正しい考え方が分かりにくくなってしまっている現実があります。


その点、ウェブテックアールは

①自然環境の中で有機合成が行われて生じた天然成分だけで構成されています。

  そのため、極めて安全性が高く、危険物や毒物・劇物を一切含みません。

②有機合成が既に完了していますので、製造時には二酸化炭素の排出はありません。

③有機合成された成分を含みますので、合成界面活性剤に比肩する洗浄力を実現しています。

以上のような特徴を持つ画期的な製品になっています。

閲覧数:20回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentários


bottom of page